
夏休みの宿題といえば、読書感想文。
「まだ手をつけてない…」「本を読んだけど、何を書けばいいか分からない…」
そんな声が、毎年この時期になると聞こえてきます。
生徒の中でも、
「本が苦手で読み終えられない」
「読んだけど、感想が“おもしろかった”しか出てこない」
という子がたくさんいます。
でも大丈夫。
“読書感想文が書けない”のは、“読む力”が育っている途中なだけなんです。
本を読むのが苦手な子に共通していること
本が苦手な子の多くは、「読むのに時間がかかる」「登場人物が覚えられない」「イメージがわかない」など、
“内容を理解しながら読む力(読解力)”がまだ育っていないだけ。
決して“やる気がない”わけでも、“国語がダメ”なわけでもありません。
まずは「読みながら感じる」ことを大切に
感想文を書こうとすると、急に“いいことを書こう”と身構えてしまいがち。
でも本来、感想は「自分がどう思ったか」でOKなんです。
たとえば…
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「この主人公、イヤなやつだな〜」
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「友だちとケンカする気持ち、ちょっと分かる」
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「最後に泣きそうになった」
こんな気持ちを、読んでいる最中に誰かと話せると、言葉が出やすくなります。
まいぺーすでは「一緒に読む・一緒に考える」時間も
読書感想文が苦手な子には、まず一緒に本を開いて、「どう感じた?」と会話をすることからスタートしています。
「なんでそう思ったの?」
「もし自分だったらどうする?」
そんな風に声をかけていくと、自然と感情が整理されて、言葉になっていきます。
感想文は、「感じて、言葉にする」練習
読書感想文は、思ったことを“言葉にする”練習にもなります。
勉強だけでなく、友だちとの会話や将来の面接でも大切な力です。
本が苦手でも、感想文が書けなくても、
“自分なりに感じること”ができていれば、それは立派なスタート。
まとめ|読書が「好き」に変わる第一歩を
まいぺーすでは、読書感想文の相談やサポートも行っています。
「読むのが苦手…」という子も、「どう書いていいか分からない…」という子も、
その子のペースに合わせて、一緒に考えていきます。
「ことばにする力」を、一緒にゆっくり育てていきましょう📖✨