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「やる気がない」は本当にやる気がないの?

「勉強しなさい」と声をかけても、子どもが机に向かわない。
「やる気がないのでは?」と不安になることはありませんか?

でも実は“やる気がない”ように見えても、本当にそうとは限らないのです。

 

 「やりたいのにできない」こともある

子どもによっては「やらなきゃいけない」と思っていても、

  • 勉強のやり方がわからない

  • 量が多すぎて気が重い

  • 前に失敗した経験を思い出して不安になる

こうした理由から、動けなくなってしまうことがあります。
つまり「やる気がない」のではなく、「どうしたらいいのかわからない」ことが多いのです。

 

 親ができる声かけの工夫

  1. 量を小さく区切る
     「全部やりなさい」ではなく「ここだけ一緒にやろう」と声をかけると安心します。

  2. 結果より過程をほめる
     「点数がよかったね」ではなく「机に座ったのえらいね」と努力を認めてあげましょう。

  3. 気持ちを聞いてみる
     「やりたくない理由ある?」と聞くだけで、子どもは「わかってもらえた」と感じます。

 

 まいぺーすで大切にしていること

「まいぺーす」では、子どもが“やる気がないように見えるとき”も、無理に勉強を押しつけることはしません。
「どうしたら安心して取り組めるかな?」と一緒に考えることで、少しずつ「やってみよう」という気持ちを育てています。

 

 まとめ

  • 「やる気がない」は「できない理由がある」のサインかもしれない

  • 量を減らす・過程をほめる・気持ちを聞くことで子どもは前向きになれる

  • 大切なのは、子ども自身が「やってみよう」と思える環境づくり

 「やる気がない」と決めつけるのではなく、「どうしたらできるかな?」と寄り添うこと。
それが、子どもの成長を支える一番の近道です。