
夏休みが終わっても、まだまだ暑い日が続きますね。
この時期によく耳にする言葉が「残暑(ざんしょ)」。
では、この「残暑」とは、いつまでを指すのでしょうか?
暦の上では「立秋」から秋
実は、日本の暦の上では8月7日ごろの「立秋」から秋になります。
でも、実際にはその頃が一年で一番暑い時期…。
そのため、「立秋を過ぎても残る暑さ」のことを「残暑」と呼ぶようになりました。
残暑はいつまで?
一般的には 立秋から処暑(8月23日ごろ)を過ぎ、9月上旬くらいまで の暑さを「残暑」といいます。
残暑見舞いのはがきも、立秋を過ぎてから9月上旬までに出すのが習わしです。
日本人の季節の感じ方
「まだまだ暑いのに、暦では秋」というのは不思議ですよね。
でもこれは、日本人が昔から自然や暦を大切にしてきた証でもあります。
季節の移り変わりを感じ取り、言葉で表す文化が「残暑」という言葉の中に息づいているのです。
まとめ
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「残暑」とは立秋(8月7日ごろ)を過ぎても続く暑さのこと
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9月上旬までを指すことが多い
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暦と実際の気候のズレから生まれた日本ならではの言葉
🌟 まだまだ暑い日が続きますが、「残暑」という言葉をきっかけに、日本の四季や暦の文化に目を向けてみるのも楽しいですね。