
学校や塾で毎日のように使うシャーペン。
芯の種類を見てみると「HB」が一番多いですよね。
では、どうしてHBが“標準”になっているのでしょうか?
芯の濃さと硬さ
シャーペンや鉛筆の芯には、BやHなどの表記があります。
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B(Black)はやわらかくて濃い
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H(Hard)はかたくて薄い
その真ん中にあるのが「HB」です。
ちょうどいいから“標準”に
HBは「濃さもちょうどよく」「かたさもちょうどいい」。
書いた文字が見やすく、ノートを汚しにくいのです。
そのバランスの良さから、学校でも“標準”として指定されることが多くなりました。
国によっては違う標準も?
実は海外では「標準」が違う国もあります。
アメリカでは「No.2」と呼ばれる芯(日本のHBに近い)が使われますが、国によってはBやHが基準になることも。
「標準」って実は世界共通じゃないんですね。
身近な道具から学べること
毎日何気なく使っているシャーペンにも、ちゃんと理由があります。
「どうしてだろう?」と考えること自体が、勉強の入り口になるんです。
まとめ
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B=やわらかく濃い、H=かたく薄い
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HBはそのちょうど中間で、書きやすくて見やすい
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だから学校の“標準”として使われることが多い
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身近な道具の疑問から学びは始まる
いつものシャーペンも、理由を知るとちょっと面白く見えてきませんか?
親子で「他の芯を使ったらどうだろう?」と試してみるのも楽しいかもしれませんね。