· 

「なぜシャーペンの芯は“HB”が一番多いの

学校や塾で毎日のように使うシャーペン。
芯の種類を見てみると「HB」が一番多いですよね。
では、どうしてHBが“標準”になっているのでしょうか?

 

 芯の濃さと硬さ

シャーペンや鉛筆の芯には、BやHなどの表記があります。

  • B(Black)はやわらかくて濃い

  • H(Hard)はかたくて薄い
    その真ん中にあるのが「HB」です。

 ちょうどいいから“標準”に

HBは「濃さもちょうどよく」「かたさもちょうどいい」。
書いた文字が見やすく、ノートを汚しにくいのです。
そのバランスの良さから、学校でも“標準”として指定されることが多くなりました。

 

 国によっては違う標準も?

実は海外では「標準」が違う国もあります。
アメリカでは「No.2」と呼ばれる芯(日本のHBに近い)が使われますが、国によってはBやHが基準になることも。
「標準」って実は世界共通じゃないんですね。

 

 身近な道具から学べること

毎日何気なく使っているシャーペンにも、ちゃんと理由があります。
「どうしてだろう?」と考えること自体が、勉強の入り口になるんです。

 

 まとめ

  • B=やわらかく濃い、H=かたく薄い

  • HBはそのちょうど中間で、書きやすくて見やすい

  • だから学校の“標準”として使われることが多い

  • 身近な道具の疑問から学びは始まる

いつものシャーペンも、理由を知るとちょっと面白く見えてきませんか?
親子で「他の芯を使ったらどうだろう?」と試してみるのも楽しいかもしれませんね。