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“ゆっくり”って、悪いこと?

最近は、どんな世界でも「早いこと」が良いことのように言われます。

勉強も、仕事も、生活も——。
「もっと早く」「もっとたくさん」「もっと効率よく」。

もちろん臨機応変に対応することは大事です。

早さが求められる場合もあるでしょう。

けれど、私はときどき思うんです。
“ゆっくり”って、本当に悪いことなのかな? と。

 ゆっくりだから見える景色がある

道を急いでいるときは、景色を楽しむ余裕がありません。
でも、ゆっくり歩くと、花の色や風の音、空の匂いに気づけることがあります。
勉強も同じで、スピードを上げるより、
「なるほど」「そういうことか」と“気づける時間”を持つことの方が大切なのです。

 他の人より遅くても、自分の中では進んでいる

人と比べると、「自分は遅いかも」と感じることがあります。
でも、学ぶペースは人それぞれ。
一度理解したことをじっくり考え直したり、
自分なりの言葉でまとめたりすることも、立派な前進です。

早く終わらせるより、“ちゃんと自分の中に残る学び”を積み重ねていく。
それが本当の成長につながります。

 

 “まいぺーす”で進む勇気

まいぺーすでは、子どもたち一人ひとりが自分のリズムで学べることを大切にしています。
早くてもいいし、ゆっくりでもいい。
「自分のペースで進んでいいんだ」と思えることが、安心とやる気の源になります。

 

 まとめ

  • “ゆっくり”は悪いことではなく、“自分を大切にする時間”

  • 早くよりも、確かに進むことが大切

  • 学びも人生も、“まいぺーす”でいい

すぐに結果が出なくても大丈夫。
そのゆっくりとした時間の中に、きっとたくさんの成長が隠れています。
焦らず、自分のペースで進んでいきましょう。