「着る・はく・かぶる」は全部ちがう
昨日、中学生に説明していて、
改めて日本語って面白いなと思ったことがあります。
それは、身につけるものによって動詞が変わるところです。
たとえば、
・服は「着る」
・ズボンや靴は「はく」
・帽子は「かぶる」
・メガネは「かける」
日本語では、当たり前のように使い分けていますよね。
でも、英語ではどうでしょうか。
実はこれ、全部 “wear” です。
服を着ても wear
メガネをかけても wear
帽子をかぶっても wear
この話をすると、
「え、全部同じなの?」
と中学生も少し驚いた様子でした。
日本語は、
どこに・どうやって身につけるか を
とても細かく言葉に分ける言語です。
上から身につけるのか、
下から身につけるのか、
引っかけるのか、包むのか。
そんな感覚の違いが、そのまま言葉になっています。
毎日何気なく使っている日本語ですが、
こうして比べてみると、とても繊細で、奥深い言語だと感じます。
昨日の授業でも、
「普段使ってるけど、考えたことなかった」
という声がありました。
当たり前に使っている言葉ほど、
実は一番面白いのかもしれませんね。
