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「分かる」と「できる」は違う、という話

 

授業をしていると、よくこんな場面があります。
説明を聞いているときは、
「うん、分かった」
とうなずいているのに、
いざ問題を解いてみると、手が止まってしまう。

でも、これは珍しいことではありません。
「分かる」と「できる」は、実は別ものだからです。

説明を聞いて理解できるのは、とても大切なことです。
でもそれは、まだ「頭の中で分かった段階」。
自分の力で解けるようになるには、
もう一段階、必要になります。

その一段階が、
・自分で手を動かす
・間違える
・もう一度やってみる
という過程です。

ここを通ることで、
「分かった」が「できる」に変わっていきます。

中学生を見ていて感じるのは、
できるようになる子ほど、
最初はうまくいかない時間をちゃんと経験している、ということです。

最初からスラスラできる必要はありません。
むしろ、
「分かったのにできない」
と感じる時間こそ、成長の途中です。

もし今、
分かったはずなのに解けない問題があったとしても、
それはダメなサインではありません。

「次の段階に進んでいるサイン」です。

焦らず、
一つずつ「できる」に変えていきましょう。