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「これ、前にやりましたよね?」

教室でよく聞く言葉のひとつに、
「これ、前にやりましたよね?」
があります。

少し不安そうだったり、
ちょっと申し訳なさそうだったり。
でも、この言葉が出てくる場面は、実はとても大切です。

人は、一度で完璧に覚えられるわけではありません。
忘れることは、普通のことです。
むしろ、忘れるからこそ、もう一度思い出す機会が生まれます。

「前にやった」という記憶があるということは、
頭のどこかにはちゃんと残っている、ということ。
そこから
「そうだった」「あ、こうやるんだ」
とつながった瞬間に、理解は少し深まります。

教室で見ていて感じるのは、
できるようになる子ほど、
同じ内容に何度も出会っています。
一回で覚えたからできるのではなく、
何度も思い出したから、できるようになっているのです。

だから、
「また忘れてしまった」
と落ち込む必要はありません。

「もう一度思い出すチャンスが来た」
そう考えて、また一歩進めば大丈夫。

勉強は、
忘れる → 思い出す
その繰り返しで、少しずつ積み重なっていきます。

 

今日の「前にやりましたよね?」も、
ちゃんと成長の途中です。