お久しぶりです。菌類愛好家の加藤です。
前回は植物に発生する身近な菌類病として「うどん粉病」とその病原菌を紹介しました。
さて今回は順序が前後してしまいましたが、そもそも”菌類”とは何ぞや?という話を少ししていきたいと思います。
菌類とは私たちが言うところのカビ・糸状菌と呼ばれる生き物です。ここでは細菌やウイルスは菌類には含めていません。(文献や個人によって定義が異なる場合もあります)。
カビというと嫌なイメージを持つ人が多いのではないでしょうか?実際、お風呂場やキッチンにカビが生えると見た目も悪いですし掃除も面倒です。
しかし、そんな菌類でも私たちの生活を支えてくれている場面が数多くあります。
代表的なのがAspergillus oryzae、日本ではニホンコウジカビと呼ばれる菌類です。
ニホンコウジカビは、醬油や味噌・日本酒など伝統的な発酵食品に用いられてきました。
この菌なくして今の日本の食文化は形成されなかったといっても過言ではありません。
他にもパンを作る際に欠かせないSaccharomyces cerevisiaeなど、様々な菌類が私たちの生活を支えています。
いかがでしたでしょうか、菌類の持つ魅力を少しはわかってもらえたでしょうか?
これからも菌類や植物について紹介していきます。それではまた次回!
